また西原理恵子の本のネタで恐縮だが、「みなさん、女の浮気はバレません」と書いてあった。
その部分は、主に既婚女性に向けて書いてあったものなので、
夫以外の男との浮気って意味なのだが、不倫体験を書いたものや不倫はよくないなんて主張ではなく、
ちょっとした浮気をすすめる本も珍しいなと思った。え?違います?
私からは幸せそうに見える家庭の奥さんの人生も、それはそれは我慢の連続なんだろう。
そんなとき自分のためだけに内緒で、ちょっとした恋愛をしたり、ホテルランチをしたり、
高い化粧品を買ってみたりして、自分を慰めたり励ましたりしてるんだろうな。
かくいう私も、子供に内緒でうな重を食べました。まあ、子供がうなぎ嫌いだからだけど。
あと、彼と会った後も罪悪感もあって、子供にもちょっと優しくできる。
ちょっとした息抜き、ガス抜き、こんなことしなくても毎日幸せならそれに越したことはないが、
密かな小さな楽しみ、これがなくっちゃ人生は退屈だ。
そして、恋愛やセックスは、そのなかでもとびきり素敵な非日常的楽しみといえる。
なにも男性と付き合ったりしなくても、映画見たり知らない駅下りたりでもいいんだけど、
やはりお気に入りの異性とのやりとりは、とても心が満たされる。
私だって、不倫してる人だって、なにも日常から逃げたいわけでもなんでもなくて、
むしろ日常をつつがなくやっていくために、こうした非日常を組み込んでいるのかも、なんて、
ちょっと言い訳じみたことを考えてみた。
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テーマ:生きること - ジャンル:心と身体
- 2013/08/23(金) 12:23:40|
- 中年以降
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